梅雨どきの食養生&暮らしを心地よくするヒント

ふと見上げた空に、モクモクと夏雲が見え、夏の暑さを感じるような日々。
日本では、本格的な夏の前に、梅雨がやってきます。
梅の実が熟す頃の長雨。
夏に向けて、梅シロップや梅酒、梅干しなどの梅仕事も楽しい季節ですね。
とはいえ、6月に入って衣替えをしたら、建物や電車など街中は一気に冷房シーズンに突入します。
長雨による湿度の高さや、冷房による冷えによって、カラダは水分を溜め込みやすく、むくみや重だるさ、胃腸の不調を感じる方も多いのでは?
そこで、今日は梅雨どきの食養生と暮らし方をご紹介しますね。
梅雨どきにお勧めの食材
①カラダに溜まった水分を取り除き、むくみをとる食材
西瓜や冬瓜、胡瓜などの瓜科の食物
小豆・緑豆・空豆・スナップエンドウなどの豆類 もやし
ハト麦・大麦・とうもろこし
アスパラガス・セロリ・独活
浅蜊・海苔・昆布など海産物
②薬味類
紫蘇 茗荷 パセリ セロリ コリアンダー

③カラダを温めて汗から発散させるもの
ネギ 生姜
①の食材は、瓜科の食材などが含まれているように、カラダを冷やす作用が強い性質を持つものがあります。
その場合は、②や③でご紹介した薬味やスパイスなどを使って、その作用を中和するといいですよ。
例えば、この時期、生姜をサッと炒めたら、ワカメも炒めて、小口切りのセロリと小さめに切ったトマトを加えて、昆布出汁などでスープにしたり、冬瓜を使ったスープなどもお勧め。
スープにすると、冷房などで冷えがちな内臓やカラダの内側も温められます。
そして、食欲が無い時も食べやすく、ハト麦を加えたら、軽い食事にもなりそうですね。
梅雨どきの心地よい暮らし
雨に降られると、外に出かけるのが億劫になって、家にこもりがち。
気持ちもなんだか重くなって、イライラしたり、ソワソワしたり。

そんな時は、梅仕事をしたり、茗荷や紫蘇をたっぷり使う薬味味噌や、夏野菜のピクルスを作ったり・・・
暑い夏に向けて、家の中を設たり、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょう?
ガラスの器に、葉物などのグリーンだけを活けてみたり
ミント系やシトラス系、ローズマリーやユーカリ、ティーツリーなどのアロマオイルを焚いてみたり
小さなキャンドルを灯すのもお勧めですよ。
そして、ぜひこの時期も、お風呂に入って、カラダを温めてくださいね。

カラダを温めて、巡りを良くして、心臓の働きを整えたり、ただただお湯に浮かんでいるだけでリラックスもできます。
38℃~40℃くらいのぬるめのお湯に、お気に入りの香りの入浴剤を入れて、ゆったりと過ごしてくださいね。
お風呂上がりに、足裏やふくらはぎなどをマッサージして、さらにリラックス効果を高めたり、1日を振り返って感謝ノートやほめほめノートを書いたりもいいですね。
雨がしとしと続く梅雨。
外に出かけずに、おうちで過ごすからこそ、贅沢に、自分のためのメンテナンス時間を作ってあげましょう。
そして、当Spaceのヨーガセッションは、そんなメンテナンスにピッタリ。
カラダをじっくりとほぐして整えるリラックスヨガ
カラダとこころを積極的におやすみモードにスローダウンするリストラティブヨガや
あたまとこころのデトックス~誘導瞑想のヨーガ二ドラを組み合わせて
ご自分のための時間を過ごしてみませんか?
プライベート・セミプライベートセッションのための小さな空間で、こころから寛いでお過ごしください。