こころを聴く時間は、こころのヨガの時間。
カラダは動かしません。
座って
わたしのこころの声を「聴く」そして「話す」
プライベートセッションの場合は、お互いに「話す」「聴く」を繰り返しながら、問いかけなども重ねていきます。
あなたの内側を感じて、こころの声を「聴き」「話す」を、わたしとあなたの「わたしたち」で繰り返します。
グループセッションの場合は
誰かの話を「聴く」
わたしのこころの声を自由に「話す」
を参加している皆さんと繰り返して、時間を重ねていきます。

ところで、こころの声ってなに?って思いますよね。
それは、あなたのこころが感じたこと こころに起こった波
〜反応や感情、浮かんできた映像、イメージ、ことば、想い出・・・
こころって 毎瞬毎瞬 いろんなことを感じているけれど、あっという間に変化していくもの。
大切にしなきゃと思うのに、忙しくて、かまっていられなかったり、忘れてしまったりしてしまいます。
楽しい 嬉しいことはあっという間に過ぎてしまって
長い時間残って、こころを占めていくのはイヤなことが多いもの・・・
感じてしまったら、毎日を生きていくのが辛くなったり、苦しくなるような予感がするから
こころを感じないようにしたり、こころの中に起こっていることに 知らないふりを わたしたちはしがち。
そのほうが楽なんだもの・・・
そんなふうに、知らない間に、意識せずに、自然に、いつものように
自分もしくは周りの人の反応や評価を気にして、胸に閉じ込めた想いや感情、飲み込んでしまった言葉はありませんか?
「こころを聴く時間」は、こころに浮かびあがった想いや気持ち、言葉を、自由に外に表す時間。
反応や評価を気にすることなく、アドヴァイスを受け取ることもなく、
「受け取られる」「ただ聴かれる」
「安心して話す」「自由に話す」
それが「こころを聴く時間」に紡ぐこと 紡がれることです。
こころを聴くこと
こころを聴く時間の具体的な行動をより詳しく記すと・・・
繰り返しになりますが
「話す」「聴く」「内側の反応を観る・知る」を、各人がそれぞれ繰り返します。
グループセッションの場合は、「話す」がひとり2回もしくは3回くらい。
セッション毎にテーマを決めるときもあるかもしれませんが
根っこにあるのは、「あなたのこころが動いたこと」を話すということ。
「どうしてあの時、あんな反応をしたのかな?」
「あの時、私はどう感じていたんだろう?」
「消化できたと思っていたけど、まだくすぶってるなぁ・・・なんだか底の方に沈んでる・・・」
「ずっとモヤモヤしてるけど、そろそろ軽く晴らしていきたいなぁ」
「独りで向き合ったり、探ったりするのはおっかないけど、なんとかしたいなぁ」
などなど
「わたし」を「知りたい」やあの時の「わたし」に寄り添いたいと感じる出来事や記憶の中から
その時話せること、話したくなったことを話してみてください。
具体的なイメージを想像しづらいかもしれませんが、わたしが思い描く「こころを聴く時間」は・・・
話すことで、「わたし」を知ったり
聴かれることで、感じ、浮かび上がってくること
誰かのエピソードを聴くことで、感じ、浮かび上がってくることを
ひとつひとつ掬い上げて
瞬間瞬間に「わたし」の内側で起こっていることを、安心して自由に話す (解き)放す時間。
「わたし」へと矢印を戻し、寄り添う時間。
より深く、より広く「わたし」を知っていく
「わたし」と仲よくなる時間。
ただ「聴かれる」ことで
そのままの、その瞬間瞬間の「わたし」を「無条件に受け止められる」経験をする時間。
この瞬間、ここにいる「わたし」に安らぐことを経験する時間。
ぎゅっとなっていたこころがだんだんとゆるまって、ほぐれ・・・
ぎゅっと握りしめていたものが軽くなっていく
ジクジクしていた痛いところの 痛みが和らいで やがて かさぶたになって
それもしっかり乾いて、剥がれていくを経験しながら
そうありたいと願った「わたし」を思い出し、表していくを練習する時間。
そんな豊かで美しい循環が、ひとりひとりの中に起こリ、巡っていきますように。
こころを聴く時間〜グループセッション〜を さらに詳しく知りたい方は、次のblog記事も参考になさってみてください。