冬のお籠りDay デジタルデトックスしませんか?
たまには一日パジャマDay&デジタルデトックスのススメ⭐️
新しい年が明けましたね。
関西は比較的暖かな朝を迎えながらも、グレーのぶあつい雲が冬空をおおっています。
年末年始は仕事納めや大掃除、初詣に親族の集まりなど
意外と休む間もなく動いて、気を張ったり、のんびりする暇がなかったり。
そして仕事始めで慌ただしく過ごし、やっと3連休✨な方も多いのでは?
年が明けて晴れやかなはずなのに、ちょっぴり疲れを感じてる・・・そんな貴方に。
たまには1日パジャマで過ごして
PCやスマートフォンも電源を切ってデジタルデトックスを。
カラダもアタマも、こころもお休み💗
なんて贅沢をオススメしたくて。
そんなパジャマDayには、忙しい日常では活躍するシーンが少ない右脳に活躍してもらいましょう。
想像力を働かせて、くすくすアハハと初笑いしてもらえたら・・・と、おすすめの本をご案内します。
初笑いにおすすめ
⭐️P・G・ウッドハウスのユーモア溢れる作品⭐️
今回はイギリス人作家 P・G・ウッドハウス著「エムズワース卿の受難録」文春文庫刊
P・G・ウッドハウスは、英国が生んだ20世紀最大の世界的なユーモア作家。
私が初めて出逢ったのは、国書刊行会発刊の「ウッドハウスコレクション」の内の1冊。
本書の主人公 エムズワース卿は「綿菓子のようなスローな頭脳を持つ」英国貴族。
ブランディングス城に住み、邸宅内の庭園をこよなく愛し、庭園以外の関心事といえば・・・
類まれな豚の飼育が最大の関心事。
愛読書の一冊は「豚の飼育」で、心乱れた時、心が重くてどうしようもない時の慰め。
なんとも平和そうなんだけど、とっても恐い!恐すぎる!強面の妹レイディ・コンスタンスやおちゃらけた弟ギャラハッド
エムズワース卿から見れば、どうしようもない息子のフレデリックに、これまた恐い!強い!姪・・・
などなど、個性豊かな親族に囲まれて、卿には心休まる暇がない。
加えて本書「受難録」では巨大かぼちゃの育ち具合にヤキモキしたり、大事な豚エンブレスが餌を食べなくなって大騒ぎしたり。
城内の庭園で花の香りを嗅ぎ、蜂の羽音を楽しみ、時にはカタツムリを退治し
もちろん大事な豚のエンブレスが幸せそうに餌を食むのを眺め
それにも飽きたら、読書室で豚に関する本を読んでいられれば幸せなのに・・・
心地いい朝には、邸内の湖に行って、泳ぎ、あまりの心地よさに気持ちよく声を張って歌えば・・・
あぁなんということ!溺れて救助を求めていると勘違いされて、救助に来た若者に逆に溺れさせられそうになるという・・・
なんとも気の毒なエムズワース卿・・・
そんなてんやわんや、あれやこれや、エムズワース卿の賑やかで忙しい日々が収録されています。
本当に、「なんでこうなるの!?」と、エムズワース卿の代わりに言ってあげたいけど、おかしくてお腹が痛くて、声にならない!そんな短編が詰まった一冊です。
そうそう、英国貴族といえば、お城に執事の存在が欠かせません。
エムズワース卿の執事ビーチは、ご主人のエムズワース卿が大好き、このお城も大好き。
でも、卿のあることが気に入らず、自らの口から卿へ進言するも憚られ、辞職を決意したり、ちっちゃな悪戯を仕掛けてみたり、憎めないキャラクターで、これまたくすくす笑いを誘いますよ。
P・G・ウッドハウスは、描写が細やかで、会話や物語の展開がスピーディーでリズミカル。
活字を目で追っているのに、まるで映画を観ているかのように、鮮やかにそのシーンを頭の中に描くことができます。
もちろん、日本語に訳してこれだけ鮮やかに想像できるということは、原文で読めたら・・・さぞかし楽しめることでしょうね。
自分の語学力の無さが悔やまれます・・・
ウッドハウス氏は多作で、幾つかのシリーズがありますが、私が最初に読み始めたのはエムズワース卿が主人公のブランディングス城もの。
その後、バーティー・ウースター&執事ジーブズものと読み進めました。
ブランディングス城シリーズは、長編がほとんどで、残念ながら日本語に訳されていないものもまだまだあります。
ふわふわの綿菓子のような頭脳の持ち主のおとぼけぶりと、周りで巻き起こるドタバタ騒ぎに、日常のいろいろをすっかり忘れて大笑いできて、私は大好きです。
バーティー&ジーブズものは、長編・短編合わせてほぼ日本語に訳されているので、長い月日楽しめますよ。
こちらは執事のスマートさに驚いたり、主人のバーティーのダメさ加減やドタバタに、一緒に冷や汗をかきながら大笑い。
人は、変えられない過去を悔やみ、まだ訪れていない未来に不安や恐れを覚えて、自ら悩み苦しみます。
「いま、この瞬間」に留まること、味わうこと、楽しむことが、この悩み・苦しみから逃れ、生み出さない秘訣です。
本を読むことも、「いま、この瞬間」を味わうこと。
又、本を読むことで、私たちはそこに描かれる人々を通して、様々な思考や行動のパターンを知ることができます。
そして、人の感情に共鳴したり、違和感を覚えることで、自らを知ることもできます。
本を読むことは、自分とつながることにもつながっているように、私は感じています。
スマートフォンやPCを開けば、望む望まないに関わらず、様々な情報に溢れています。
その為、時間をかけて何かをすること、調べること、感じること、考えることが減ってきているように感じます。
本を読む行為は、時間の流れをゆるやかにしてくれます。
生き急ぐことなく、誰かのスピードで生きるでもなく
わたしの生きる丁度よい時間を、お気に入りの本と共に、時には楽しんでくださいね。
寒くて外に出たくない・・・忙しくてカラダやアタマが疲れている・・・こころが揺れ動きすぎている、或いは強ばって動かない・・・
そんな時に無理にカラダを動かさなくていいんです。
時には一日罪悪感なしに、本と一緒にパジャマDay おすすめですよ💗
とはいえ、パジャマDayはやっぱり罪悪感を感じてしまいそう・・・
そんな方には、カラダをお休みさせて緩め、こころもほぐしてくれるリストラティブヨーガをどうぞ。
今月は8日と29日の日曜日 お試しに参加しやすいセミプライベートの少人数イベントレッスンとして、「リストティブヨーガとおやつの会」を開催します。
新しい年、新しいこと始めたい💗そんなあなたに。
深い癒しをもたらすヨーガを体験してみてください。
These are truly impressive ideas in regarding blogging.
You have touched some nice points here. Any way keep up wrinting.