優しさを思い出すリストラティブヨガのポーズ

今日は、こころがイガイガトゲトゲしている時に、私が練習しているリストラティブヨガのポーズをご紹介します。

春が近づき、街では卒業式らしい装いの人たちを見かけたり、ってことは、年度末が近いということ。
嬉しいやワクワクと同時に、お勤めをされている方やお子さんがいらっしゃるご家庭では、なんとなく気ぜわしく、やらなきゃいけないこと、気がかりなことばかりが思い浮かんで、落ち着かない日々を過ごされているかもしれませんね。

なんだかトガッた空気をまとって、イライラを周りにまき散らしちゃった…
言った後に「しまった!」と感じるような言葉を口にしたり、言い方をしてしまった…
いつもなら待てるのに、相手を急かしてしまった…
そんな心当たりがある時は、カラダもこころもずっと緊張して、安心できていない状態。

一時休止のタイミングですよ♡
クッションを幾つかと、あればブランケットを数枚用意して、リストラティブヨガのポーズをどうぞ。

安全安心を感じる「支えのあるチャイルドポーズ」

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この写真は「支えのあるチャイルドポーズ」
カラダをまぁるくして、猫やうさぎ、犬など動物がお休みしている状態に似ていますよね。
楽に自然な呼吸を感じながらこのポーズを練習すると、イライラやトゲトゲが和らいでいきますよ。

♡ポーズの順番
1.床の上に、あればヨガマットを敷きます。
ヨガマットが無ければ、もしくは畳の部屋なら、ブランケットや大きめのバスタオルを数枚重ねて敷いて、硬さを和らげられたらそれで大丈夫。

2.正座から膝の間を少し開いて座ります。
☆正座で座ったら膝が痛い時は、ふくらはぎと太ももの間に折りたたんだブランケットやバスタオルを差し込んであげてくださいね。
又は、お尻を少し高くしてあげてもいいですよ。

3.座ったカラダの前に、クッションを幾つか上半身を預けられる長さで重ねる
又はブランケットを何枚か上半身の長さに合うように畳んで、丸めます。
座布団を半分に折って、その上をバスタオルなどでくるんでもいいですよ。

4.両手をクッションやブランケットを挟むように床に置き、ゆっくりと上半身をクッションやブランケットの上に預けていきましょう。
どちらかの頬やおでこも、クッションやブランケットに預けていきます。
頬を預けた場合は、途中で向きを変えて、両方が同じくらいの時間になるようにしてあげましょう。
両手は、自然に床に伸ばして置いたり、クッションやブランケットを抱えたり、こころのままにどうぞ。

5.ポーズ中は、何度か口からため息をついて、楽に息を吸ってを繰り返しながら、ゆっくりと呼吸をします。
呼吸を続けながら、カラダの緊張や硬さを感じるたびに、それを一つずつ緩めていくように、楽に息を吐いてあげてくださいね。
そのまま時間が取れない時は2~3分間お休みします。

時間が取れる場合は、5分~15分くらい、お休みしましょう。
穏やかな呼吸が、段々とのびやかな呼吸へと変わっていったり、腰や背中、肩のあたりがふわっと緩んで、柔らかく変わっていくのを楽しんでください。

6.ポーズをほどく時は、ゆっくりゆっくりと時間をかけて。
両手の平を床に戻して、背骨を丸めながら起き上がり、ひと息ついてから、順番に急がず背骨を積み上げて頭を最後に乗せていきましょう。

イライラしたり、緊張している時は、意識が外側に向いていて、自分を守ろうと力が入っている状態。
ハリネズミが驚いて、未知のものや恐れを感じる相手に、ハリを突っ立てて向かっているような感じ。
なんだか想像しただけでしんどいし、疲れちゃいますね。

このポーズは、大切な内臓を守るように、まぁるくなっている状態。
わたしが安全な場所にいることを感じながら、「安心していいんだよ」と、知らせてあげるようなポーズです。
わたしは大切な存在であることや、柔らかさや優しさを、内側には変わらず保っていることを思い出していくような時間を過ごしてみてください。

ポーズを解いたあと、ふんわりと自然な微笑みが浮かんでいますように。

芦屋市のSattva Yoga Shalaでは、毎週木曜日夜19:00~20:15にリストラティブヨーガのグループレッスンを開催しています。
こじんまりと少人数で開催しており、レッスン後は毎回、心地よさそうなあくびや、笑顔がほころぶ優しい時間を過ごしてくださっています。
穏やかに、優しくいたいけれど、ついついイライラしてしまったり
おうちでリラックスすることが難しい方など
参加してみませんか?



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