こころゆるめる日々のヨーガ~イライラを感じたら~

イライラしている時やその状態を、居心地が悪いと感じる方は多いと思います。

さて、イライラはどんな時に感じますか?

yogaspaceturiyablog ヨーガ的こころの処方箋 イライラを鎮める


前の車がゆっくり走り過ぎる?
信号や踏切での待ち時間が長い?
電車が遅れて、乗り継ぎがうまくいかなかったり、時間に遅れそうになったとき?
思うように予定がこなせなかったとき?
言ったのに、聞いてもらえなかった?
そんなつもりじゃなかったのに、意外な反応をされた?

そう、イライラの根っこにあるのは、どうやら期待していたことが、思い通りにならなかったこと。
期待したのに…お願いしたのに…と感じる、さらにその根っこを見てみると…
「大切にされたい」「大切にしてほしい」という想いがあるように感じます。

「大切にされたい」
そう思うこと、願うことは、自然なこと。

だから、イライラしても、「こころを穏やかに保てない」「こどもみたい」「なんでこうなっちゃうの?」と、自分を責める必要はありません。
「大切にされたい」という想いを、感じることができているのは、そもそも「わたし」を大切にしたいと、思えているということ。
それはとても幸せなこと。

イライラは、急ブレーキを踏むように、すぐに止めることは難しく、その感情を「イライラしたらダメ」と否定したり、感じないふりをすることは、お勧めしません。
なぜなら、それも自分への暴力となり、イライラを鎮めるどころか、逆に火に油を注ぐように燃え上がらせる結果を招きがちだからです。
かといって、イライラしている最中に、マインドフルに感じきることも、こころには負担をかけすぎるので、少し時間を置いてからにしてあげたほうがいいでしょうね。

じゃあ、イライラしたら、どうすればいいの?

ますは、ひと息、口から息を吐きだしましょう。
もうひと息、ふた息…
最初は勢いのついたため息、諦めややるせなさの乗ったため息かもしれないけれど、気にしないで。
気が済むまで、その勢いがなだらかに感じられるまで、何度でも吐く息を意識して、感じながら呼吸を続けましょう。

yogaspaceturiyablog呼吸

その後は、一つ一つの動作を、できるだけゆっくり行ってみましょう。
苛立ちのままに雑に動くより、丁寧に動くことで、「大切にする」感覚を取り戻します。
それがペンを取り上げる行為であったら、ペン立てから無造作にペンを抜き取るのではなく、必要なペンを眼で捉え、指先を揃えて丁寧に手にしてみる。
そんな些細なこと?って思いました?
そう、こんな些細なことの積み重ねでいいのです。

最後に
気持ちが落ち着いてきたら
時間がとれるようになったら
或いは、その日の終わりに

自分をもてなすような時間をもちましょう。
大切な人をもてなすように 
自然に頬がほころんできましたか?
さぁ、どんなおもてなしをしましょうか?

次回は、「わたし」をもてなすアイデアを紹介しましょうね。

それでは、わたしに優しく、素敵な時間を過ごしてくださいね。

当Spaceが伝えるヨーガは、「わたしを愛おしむ」ヨーガ。
今回の記事に記しているような、呼吸を丁寧に繰り返しながら、その呼吸にシンプルなカラダの動きを寄り添わせるように重ねていく「動くヨーガ」のクラスと、働き続けている頭やこころのアクセルを緩め、スローダウンしていくように、カラダの動きを鎮め、筋肉や関節、やがては神経系も鎮めていくような「動かないヨーガ」のクラスがあります。

どちらのレッスンも、まずは始めやすいグループレッスンを試してみたいと思われたら…
芦屋市のスタジオをお借りして、
週2回 19:00~20:15
火曜日は動くヨーガ
木曜日は動かないヨーガのレッスンを開催しています。

春だし、新しいこと、始めませんか?


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