ヨーグルト、どうやって食べてますか?〜カラダに優しい食べ方
お腹によさそう・・・と人気のヨーグルト。
朝ごはんに、トースト、フルーツやサラダ、ヨーグルト・・・
おやつの代わりに、カラダによさそうだしヨーグルト・・・
晩ごはんは食べたけど、なんか食べたい・・・でヨーグルト・・・
そんな食べ方してませんか?
実は、ヨーグルトはそのまま食べると、お腹にはちょっと負担がかかりやすいのです。
・ヨーグルトを食べたら・・・カラダの中はどうなってる?
ヨーグルトって、スプーンで掬ったら、水のようにサラサラと流れて溢れていくというより
ぷるんっポテっとしてませんか?
このぷるんっポテっという質感からもわかるように、ヨーグルトにはとろみやねっとり感をがあります。
これを粘性と言います。
この粘性を持つために、ヨーグルトは消化しづらい食品と考えられます。
先ほどはスプーンで掬って考えてみましたが、私たちのカラダで考えてみましょう。
消化器官を水が通っていく時と、とろみのあるものが通っていくとき、その流れの早さはどんな風に感じられますか?
水は、涼やかな清流のように、スルスルとスムースに流れていきそうですね。
一方、粘性のあるものはどうでしょう?
例えば、お菓子作りで粉類を使ったり、お好み焼きなど粉ものや天ぷらの衣を作った後のボウル・・・
生地の名残りがボウルにねっとりついて、スポンジで擦っても落ちづらくないですか?
ボウルに水を張って、緩めないと、洗いづらいですよね。
そして、その洗った水が排水管を流れていくとき・・・
ん~なんだか排水管も流れづらそうですよね・・・
それと同じことが、ヨーグルトを食べたときに、わたしたちのカラダの中で起こっていることなんです。
あらら!!ですよね・・・
・ヨーグルトを食べるときは、工夫しましょう
ヨーグルトはぷるん、ポテっ、とろんとした食感が楽しいものですが・・・
先ほどお伝えしたように、そのとろみやねっとりが、実は消化しづらい。
そこで、ヨーグルトを摂るときには水分を加えたり、消化を促すスパイスを加えてあげます。
それが、インドのラッシーやヨーグルトサラダ「ライタ」
手軽に作れて、美味しいので、ご紹介していきますね。
・ラッシー
インドの飲み物として、日本でもよく知られているラッシー。
暑い夏に、身体の熱を冷まし、酸味と甘味を補ってくれます。
日本の夏は、熱に加えて湿度が高く、ムシムシ。
なんだか肌はペタペタ、汗は流れるけど、カラダの中の熱は冷めないよ・・・
ついでに、カラダの不快感と相まって、なんだかイライラしがちになりませんか?
そんな空間をあえて作っているホットヨガのレッスンを担当していた頃の私は・・・
家に帰ったら、すぐにラッシーを作って飲んでました。
日本では、甘い飲み物として知られていますが、インドでは塩味のラッシーも定番みたいです。
街角のお店のメニューにありました。
甘いラッシーには、マンゴーが記憶に残っています・・・ローズウォーター入りもありましたよ。
そんなラッシーは、材料も作り方も、とってもシンプル。
プレーンヨーグルトと水を同量用意します。
丁寧に作る場合は・・・
①ヨーグルトをほぐすように、泡立て器などでぐるぐる混ぜて、滑らかにしてください。
②滑らかになったヨーグルトに、水を半分混ぜて、また滑らかになるまで混ぜます。
③残り半分の水も加えて、滑らかになるまで混ぜて・・・おしまい。
必要であれば、冷蔵庫で冷やしてどうぞ。
私は、大きめの計量カップに、ヨーグルトと水を入れて、ハンドブレンダーで混ぜます。
あとはお好みで、砂糖やはちみつ’(熱がカラダに籠り過ぎている場合は、砂糖の方がいいかな)
メープルシロップなどを加え混ぜてどうぞ。
私ははちみつを混ぜるのが好きですが、ジャム(柑橘系は避けた方がいいです)なども美味しいと思いますよ。
・ヨーグルトサラダ~ライタ
インドの食事では、ヨーグルトのサラダもポピュラーな一品。
日本では馴染みがないので、ご飯にヨーグルト?ってなるかもしれませんね。
このヨーグルトのサラダ。
爽やかで、これからの暑い夏にぴったりのさっぱりとした酸味。
スパイスが効きすぎたカレーには、少し加え混ぜると、マイルドな風味にしてくれます。
チリの辛さが苦手な人などは、一緒に混ぜて食べてみてくださいね。
又、ヨーグルトが持つ、消化しづらい気になる性質は、このサラダに入れるクミンや生姜といったスパイスの持つ消化を促す作用が、和らげてくれます。
それでは、一番簡単で、ポピュラーなきゅうりのライタをご紹介。
材料(2~3人分):プレーンヨーグルト 200g~250g
きゅうり 1本
ししとう1~2本
塩 小さじ1/4くらい(お好みで調節してください)
クミンパウダー 小さじ1/8
生姜 みじん切り お好きなら大さじ1
好みで チリパウダー 少々
※ガラムマサラがある場合、クミンパウダーやチリパウダーなど単体の代わりに、ガラムマサラを使われても大丈夫です。
その場合は、クミンパウダー小さじ1ほどを乾煎りして加えてみてください。
下準備:きゅうりは、輪切りにして、千切りに。必要であれば、軽く塩を振って馴染ませてる。
水分が程よく抜けたら、水分を軽く絞る。
←きゅうりを塩もみした場合は、ヨーグルトに混ぜる塩は少なめにするといいですね。
※食感を楽しみたいなら、短冊に切ってから、5㎜~1㎝角に小さくカットする。
ししとうはヘタとタネを取って、みじん切りにする。
ヨーグルトが水っぽい時は、ザルなどに分厚いキッチンペーパーや料理用さらしなどを敷いて、水切りする。
作り方:①きゅうり以外の材料をヨーグルトに混ぜて冷やしておく。
②食べる直前にきゅうりを入れて、混ぜる
他に、私は、玉ねぎのみじん切りやトマト、セロリなどを加えて、ミックスライタにします。
本を見ていると、コーンを使ったものや、ナッツやドライフルーツを入れたものも見かけます。おいしそう・・・
いろいろ試して、お好みのアレンジを探すのも楽しそうですね。
太陽サンサンで、カラッとしていたら過ごしやすいのに、日本の夏は蒸し暑い・・・
カラダの不快感と共に、頭の中も熱を持つように、こだわりが強くなって、誰かや何かを批判したり、言葉がきつくなったり・・・なんとなくイライラしがちになりませんか?
そんな時は、頭の中をクールダウンしていく誘導瞑想〜ヨーガ二ドラをどうぞ。
又、軽くほぐすように整えてから、暑さでぐったりしているカラダをじんわりじんわりと緩めていく深いリラクゼーションヨーガ〜リストラティブヨーガもおすすめ。
補助具に身をまかせるように、重力の助けも借りて、カラダを積極的にお休みさせていくリストラティブヨーガ。
セッション後〜翌朝、翌日にかけても、効果を発揮するとお声をいただいています。
当Spaceは、ヨーガニドラとリストラティブヨーガの組み合わせや、ヨーガニドラと動いてカラダを緩め、整えるリラックスヨーガの組み合わせなど、ご希望に応じてカスタマイズします。
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